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旧約聖書のアダムとイブに、知恵の実のリンゴを与え、人類に繁栄と進歩への道を開かせたのは、かの蛇です。だから、蛇は、大いなる「愛の運び屋」というべきでしょう。 十二支のなかで、うま年とへび年は、火の性格を持ち、うま年は陽火、へび年は陰火に分類されます。陰火はコタツの温もり、ストーブの火、灯火などを受け持ち、人は、そういう近くに寄りますと、自然とほっとした安らぎを覚えます。 このように陰性の火は、内側に明るさと暖かさをたくわえ続ける意味がありますので、へび年の人は精神活動に良いのです。 十二支では、へび年をあらわすのに巳という字を当てました。この巳は「シ」、「み」、と読み、起こる、自分自身で奮起するという意味があります。 ★十二支では、第6番目に位置しています。 ★方向では南南東を意味しています。 ★一日の時間帯では、午前10時ごろ(午前9時から午前11時までの間)。 ★季節でいえば5月で、新緑も鮮やかな初夏、皐月、早苗月となって、水田の田植えを待ち、物みな生々発展の時なのです。
知的な職業にタッチすることが多く、非凡な才能を持っている人も多く、それに対して最後までやり遂げるファイトがあり、また、いかなる立場の人に対しても気後れすることがなく、すんなり入っていける柔軟さもあります。 物みな生々発展するように、へび年の人にも貪欲な向上心があり、実力以上のことに挑んでそれをやり遂げます。 へび年の人は、表面意外に落ち着いたムードを持っているので、なんとなく冷たい感じを与えないともかぎりません。もっとも、冷たいとはいうものの、基本的には、火の性格ですから、豊かな感情面がのぞくこともたびたびです。 会社にはいったばかりで不安な気持ちでいる新入社員に、それと察して声をかけてやるような温かみがあり、人の気持ちがよくわかる人として後輩にしたわれ、頼りにされます。 また、女性なら、社交性のある人柄ですから、パーティなどでも、男性がこぞって声をかけてくるでしょう。間違っても「壁の花」にならない人です。 また、よく問題にされるのは、へび年の人の愛情面に関する言い伝えです。日本では「娘道成寺」の安珍と清姫の語り伝えがあるなどして、へび年の人は執念深いという言葉がよく用いられます。たしかにへび年の人は、自分の欲しいものを入手するためには、あくまでも追求するという面がないわけではありません。 「常山(じょうざん)の蛇のごとし」という言葉があります。これは、蛇が愛情交換の場合、縄をよじったようにからみあって行うところから、人間の交情の激しさを表現する言葉として使われるものです。しかし、へび年の人は、必ずしもこのように激しいわけではありません。 へび年の人は、容姿端麗、男性も女性もふしぎにセックスアピールを持っています。
へび年生まれの人の運勢は漸進型で、晩年運に大成をみるタイプとされています。 家庭運は恋愛結婚のパーセンテージが高いです。だから、その情熱を堅実な家庭づくりに転換させることが大切です。 人生には夢も大切ですが、現実を冷静に見つめることがもっと必要です。 子どもの数はあまり多いほうではありませんので、中年以後は自分の趣味を生かすことが、第二の人生を切り開くことになります。 以上がへび年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じへびでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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