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鶏は、世界じゅう共通して、予言の動物とされています。ギリシャ神話でも、鶏は、天上天下の気に感じ、人間が知ることのできない将来のことも予知できると書かれています。 日本でも神社の入り口に鳥居が立っていますが、これは、がんらい神に供える鶏のとまり木だったと言われています。そして鶏が神のお告げを知らせる使いであるところからきたものです。 十二支の酉という字は、動物の鶏にあたります。酉は、「ユウ」、「とり」と読みます。 ★十二支では、第10番目に位置しています。 ★方角では真西を意味しています。 ★一日の時間帯では、日没の6時頃(午後5時から午後7時までの間)で、太陽の没する頃にあたります。 ★季節でいえば9月、収穫の秋です。
上記のように鶏には予知能力があるということで、とりの年生まれの人にもそれがあらわれています。 先見の明があり、人より一歩進んだ考えを持っています。将来に対する確実な見通しを持っていますから、行動は計画的ですし、むだがありません。 人の思いつかぬ機略にも通じていて、人をあっと言わせるようなことを、やりどけます。 とり年の人は、頭の回転が速く、せっかちです。ちょうど鶏が、とがったくちばしで庭のあちこちをつついて回る、あの忙しそうな姿に似ています。 なお、とり年生まれの人に、ときとしてどもる人がいるのも同じことで、すばやくかけめぐる考えに、口が追いつかないだけのことです。 とり年のもうひとつの特徴は、おしゃれということです。とくに、男性は身だしなみがきちんとしていないと、他人にすきを見せるような気がして安心できないのです。 また、女性は、色彩感覚の点ですばらしいものを持っている人が多く見られます。 こういう人ですから、ずぼらな人がいると、その欠点が目につき、いらいらします。とり年生まれの人がともすれば神経質に見えたり、冷たいように見えるのも、こんなところに原因があるのです。 さらに、几帳面さと、仕事熱心さ、そのうえに、人当たりのよさがあるので、いろいろな面で、まとめ役として、なくてはならない存在です。そのためか、酒席に出ることも多く、しぜんとお酒も好きになっていくのでしょう。 しかし、そうとうの量を飲んでも、けっして態度をくずすことはあれません。 これは、とり年を表す酉にサンズイをつければ「酒」となることからもわかります。また、酉に星をつけると「醒(さめる)」ともなります。 愛情面でも、夫婦仲はたいへんよく、どちらかというと、ムード派です。
とり年生まれの人の運勢は、天性楽しみの多い星の下に生まれていますから、ものには不自由せず、仕事にも恵まれた、ラッキーな人生を送ることができます。 ただ、先が見えるあまり、他の人がよく納得できないうちに、自分だけ暴走するおそれがあります。 とり年の女性は、あまり自活能力がありません。 自分が脇役にまわれるように、経済力も包容力もある男性と結婚することです。そうすれば、家庭をしっかり守り、のんびりと豊かな生活を送ることができます。 胃下垂、胃けいれん、とくに、若いときの呼吸器関係に注意。風邪を引きやすいタイプ。 また、神経痛、リューマチにも注意したほうがよさそうです。 以上がとり年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じとりでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。 『楽しく学べるネット講座の初級者用ソフト』の見本
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