|
「子」は、「シ」、「こ」、「ね」、と読み、種、実、根、相続という意味があります。 ★十二支の第1番目に位置しています。 ★方角では真北を意味しています。 ★1日の時間帯では、真夜中の12時、正確には当日の午後11時から翌日の午前1時まで。 ★季節でいえば12月。冬眠に入っていく時節です。それは、動植物の自己保存のための一つの手段であり、やがて来る春を待っているときです。 また、「子」は、人間の真昼の活動に対する夜の休憩の時間です。このことから「子」を夜行性のある動物である鼠(ねずみ)に当てはめたと考えられます。 ねずみは人間にとって、いちばん縁の深い動物です。地球上、人類とともに、もっとも広い分布を誇っており、およそ、食べられるものは何でも食べる適応性があるので、どこに住もうと困ることはないのです。
ねずみ年生まれの人は、このようなねずみの特徴を受けて生まれてきています。 明朗で、楽天的で、どんな過酷な環境に置かれても、くよくよ考えこみません。なんかか生き抜く順応性をフルに発揮しようとします。 そして、持って生まれた明るい性格のゆえに、人々から好意を持たれ、何につけても援助の手をさしのべてもらえるのです。 ねずみ年生まれの人のもう一つの特徴は、勘とヒラメキが鋭いということです。 昔の船乗りの間には、「鼠のいない船には乗らない」という合言葉がありました。鼠は、船の難破を事前に察知して、陸に上がってしまうということです。また、倉庫が火事になる直前に、鼠がぞろぞろと逃げ出したという話も、よく聞きますね。 人間のねずみ年生まれの人も、こうした勘に恵まれています。 一瞬ひらめくアイディアがあり、発明が得意です。ただ、勘に頼りすぎ、論理的にものごとを考えません。うまい儲けだ、飛びついて大損したり、相手をよく確かめないで婚約して、あとで泣いたりする危険があるようです。 また、鋭い勘を働かせて、一応何でもこなすことができ、多角経営などが得意ですが、一つのことに長続きしません。あちこちかじってみるだけ、ということが多いようです。 周到な計画性や粘着力を必要とする実業家にねずみ年があんがい少ないのも、こうした性格のせいでしょう。
器用なだけに、食いはぐれることはありません。30歳代で大きな失敗がなければ、以後はゆるやかな上がり坂の運でしょう。 冒険好きのところもありますが、あまり向こう見ずに環境の激変を招くようなことはしませんから、平穏な生活が続きます。 男女とも、きわめて細やかな心遣いの持ち主ですが、ただ、直観力が鋭いあまり、ものごとをヘンに邪推して、嫉妬することがあります。 男性は、外で活躍するタイプですが、休日は必ず家庭サービスをしますし、女性は、家庭をととのえて、夫と子どもを待つ、きわめて家庭的なタイプです。 男女とも体質的にタフで、何ごとにも活動的ですから、子どもの数も多いのです。それだけに育児計画をきちんと立てるべきでしょう。 ねずみ年生まれの人の総体的な性格と運勢ですが、同じねずみでも、生まれた月によって、それぞれ違いが見られます。 生まれた月をクリックすると、その違いが見られます。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 生まれ月でわかる性格・愛情・相性・健康 All rights reserved. |